釣眼(読み)つりまなこ

精選版 日本国語大辞典 「釣眼」の意味・読み・例文・類語

つり‐まなこ【釣眼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目尻がつり上がった目。つりめ。あがりめ。
    1. [初出の実例]「釣眼(ツリマナコ)にて狐の様など誹りしは」(出典浮世草子・世間母親容気(1752)三)
  3. 能面の一つ。鬼神系の面で、天上雷神を表わし、「加茂賀茂)」「嵐山」や「国栖(くず)」などに用いる。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android