日本歴史地名大系 「釧路郡」の解説
釧路郡
くしろぐん
明治二年(一八六九)より現在に至る釧路国および釧路支庁(一時釧路国支庁)管内の郡。明治二年八月一五日設置(公文録)。旧クスリ場所の一部を郡域とする。東は
明治二年八月肥前佐賀藩領に割当てられ、同藩は釧路に出張所を置いて移民を奨励。当郡の漁場持となった佐野孫右衛門は私費八千余円を投じて奥羽・函館地方で移民を募集し、同三年五月一七〇戸・六三七人を釧路、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報