鈍夫全快(読み)どんぷ ぜんかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈍夫全快」の解説

鈍夫全快 どんぷ-ぜんかい

1309-1384 南北朝時代の僧。
延慶(えんきょう)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。鎌倉浄妙寺の霊巌道昭の法をつぐ。のち元(げん)(中国)にわたり,阿育王(あいくおう)寺の月江正印(げっこう-しょういん)のもとで修行。帰国後,信濃(しなの)(長野県)善応寺開山(かいさん)となり,ついで鎌倉の円覚(えんがく)寺,建長寺の住持をつとめた。至徳元=元中元年8月14日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android