鈍川村(読み)にぶかわむら

日本歴史地名大系 「鈍川村」の解説

鈍川村
にぶかわむら

[現在地名]玉川町鈍川

現玉川町の中央部にある山村で、小谷川と木地きじ川の谷間に沿って鮎替あゆがわり奈良木ならのき日之浦ひのうら神子森みこのもりなどの集落が点在する。北は鬼原おにばら畑寺はたでら小鴨部こかんべ三村に接し、東は四〇〇―八〇〇メートルの山地古谷こや村・朝倉上あさくらかみ(現朝倉村)に接する。南は木地村、西は楢原ならばら山の主脈により竜岡上りゆうおかかみ・竜岡下の二村に境している。村の中央、木地川の渓谷に楠窪湯くすくぼのゆ(現鈍川温泉)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android