鈴木政夫(読み)スズキ マサオ

20世紀日本人名事典 「鈴木政夫」の解説

鈴木 政夫
スズキ マサオ

昭和・平成期の彫刻家



生年
大正5(1916)年

没年
平成14(2002)年3月19日

出生地
愛知県岡崎市

学歴〔年〕
岡崎市立商卒

経歴
岡崎市内の石工の四男として生まれる。昭和10年石彫を始める。20年復員、6年間の貧しい開墾生活の後、高村光太郎木内克アトリエに通い石彫家の道に入る。愛知県三河地方の御影石を使ったぬくもりある石彫作品で知られ、仙台野草園、大同生命ビル(東京・日本橋)、彫刻の道(名古屋市)などに設置されている。個展多数。著書に「日本の石彫」「わが石彫の風土」「民衆美論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木政夫」の解説

鈴木政夫 すずき-まさお

1916-2002 昭和-平成時代の彫刻家。
大正5年12月23日生まれ。兄の鈴木基弘も彫刻家。生家は石材加工業。石彫をこころざし,昭和28年上京して木内克(きのうち-よし)にまなぶ。35年新樹会に参加。43年五月会を結成。作品に阪急日生ニュータウンの野外彫刻群,日本橋大同生命ビルの「生々の譜」など。作品集に「彫刻の道」など。平成14年3月19日死去。85歳。愛知県出身。岡崎市立商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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