日本歴史地名大系 「鉄屋米地村」の解説 鉄屋米地村かなやめいじむら 兵庫県:養父郡養父町鉄屋米地村[現在地名]養父町鉄屋米地口米地(くちめいじ)村の南東、米地川の左岸に位置する。米地四ヵ村の一。応永七年(一四〇〇)五月二八日の太田垣通泰書状写(瓜生原文書)にみえる「三江路金屋」は当地のことと考えられる。同書状写によると、当地を本拠とする「金屋鋳物師」は蔵人所灯炉供御人として勅役を勤仕し、但馬国内の通行を保証されていたが、浅間(あさま)庄(現八鹿町)で近江三郎左衛門尉なる者に荷物を差押えられたため、守護に訴え出ている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by