最新 地学事典 「鉄酸化物銅金鉱床」の解説
てつさんかぶつどうきんこうしょう
鉄酸化物銅金鉱床
iron oxide cupper gold deposit
鉄酸化物に金や銅を伴う鉱床でアルカリ交代作用を伴う。しばしば鉄酸化物アパタイト鉱床と共存する。F,P,Co,Ni,Mo,Ag,REE,Uなどさまざまな元素を伴う。形成時期は始生代後期以降白亜紀まで。引張場で形成される。オーストラリアのオリンピックダム鉱山が代表例。ブラジルやチリからペルーにかけての大陸縁辺部のバソリス帯にも分布。母岩は花崗岩,安山岩など。剪断帯や岩相境界,角礫岩など透水性の高い岩相に富鉱部を形成。鉱化流体はマグマまたは非マグマ起源のものが含まれる。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:鉄酸化物アパタイト鉱床
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

