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鉱化流体 こうかりゅうたい ore-forming fluid

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岩石学辞典の解説

鉱化流体

鉱化溶液(mineralizing solution)と同じであるが,様々な成分を含み臨界点が変化するので,一般には液体や気体の区別をせずに鉱化流体という.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

こうかりゅうたい【鉱化流体 ore‐forming fluid】

岩石やマグマから鉱床を構成する物質を溶出(濃集)し,それを運搬・沈殿することによって鉱床を生成する流体。従来は固結するマグマから放出される水を主とする流体がこの働きをすると考えられてきたが,近年は酸素や水素の同位体の研究から,地下浅所を移動する地表水や,堆積岩の固化に伴って放出される水,変成作用の際に鉱物間の脱水反応によって放出される水など,さまざまな起源の水やその混合物が鉱化流体となることが分かってきた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の鉱化流体の言及

【火成鉱床】より

…このような鉱物が濃集すれば,スズ,タングステン,モリブデン,銅,亜鉛,鉛,鉄,金,銀,アンチモン,水銀,ウラン,蛍石(精錬原料)などの鉱床となる。このような鉱床を生成する流体は鉱化流体とよばれる。鉱化流体は高温(200~600℃程度)であるが,常温の水に近い比重をもち,ガス状よりもむしろ液状に近いもので,地殻内を流動する高温水(熱水)の一つである。…

【交代鉱床】より

鉱化流体が既存の岩石と反応し,有用な鉱物を含む鉱物の集合体でその岩石をほぼ完全におきかえることにより生成した鉱床。このような地質現象は交代作用とよばれ,交代鉱床はその代表的な産物である。…

※「鉱化流体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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