銀猫(読み)ぎんねこ

精選版 日本国語大辞典 「銀猫」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐ねこ【銀猫】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代宝暦天明一七五一‐八九)のころ、江戸両国辺にいた揚代が銀二朱の売春婦。→金猫(きんねこ)
    1. [初出の実例]「金猫の名有れば、鏵(めぬき)かと思ひ、銀猫(ギンネコ)とは香炉かと思ふ」(出典洒落本・一目土堤(1788)自叙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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