銘柄牛(読み)メイガラギュウ

デジタル大辞泉 「銘柄牛」の意味・読み・例文・類語

めいがら‐ぎゅう〔‐ギウ〕【銘柄牛】

肉質の優れた素牛もとうし濃厚飼料を多く与え、通常よりも長期間肥育した牛。また、その牛からとれる牛肉をいう。生産者団体が任意に、品種・生産地・飼育法など一定基準を設け、認定している。松阪牛神戸ビーフ近江牛米沢牛など。ブランド牛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の銘柄牛の言及

【牛肉】より

…以後の日本における牛肉食については〈肉食〉の項目に譲るが,幕末ごろからヨーロッパとの接触が拡大するとともに,牛肉を食べる文化はだんだんと日本に広まってきた。 日本の肉牛は大部分が黒毛和種で,各地で生産された子牛を,三重県や滋賀県へ送って濃厚飼料で念入りに肥育したものが松阪牛や近江牛などの銘柄牛と呼ばれ,とくに3歳の未経産の雌牛の肉が最上であるとして珍重される。ただし,三重県,滋賀県産であっても,特別の飼育をされていないものは銘柄牛とは呼ばない。…

※「銘柄牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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