米沢牛(読み)ヨネザワギュウ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「米沢牛」の解説

米沢牛[畜産]
よねざわぎゅう

東北地方、山形県の地域ブランド。
米沢産の牛肉。明治時代初期、藩校興譲館の教師であった英国人チャールズ・ヘンリーダラスが、それまで牛肉を食べる習慣のなかった米沢で、その美味しさを伝えたという。この頃から食用としての米沢牛の歴史が始まった。山形県の置賜地方で18ヶ月以上飼育され、生後30ヶ月以上の黒毛和種。日本食肉格付協会で定めるA-5、B-5に格付けされたものをいう。特徴は、きめ細かい霜降りと脂の質の良さ。寒暖差の激しい米沢盆地の気候風土、植物性100%の飼料、培ってきた飼育技術によって、上質な肉質が育まれる。2007(平成19)年3月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5029824号。地域団体商標の権利者は、山形おきたま農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「米沢牛」の解説

米沢牛

山形県米沢産の黒毛和種の牛肉のうち、一定の基準を満たしたもの。肉質等級3級以上の黒毛和種の牡牛主体。地域団体商標。

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