鋒矢(読み)ほうし

精選版 日本国語大辞典 「鋒矢」の意味・読み・例文・類語

ほう‐し【鋒矢】

〘名〙
ほこと矢。また、するどく速い矢。〔史記‐蘇秦伝〕
応仁記(15C後)三「鋒矢をあらはし、切崎をそろへて、打てかかりければ」

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デジタル大辞泉 「鋒矢」の意味・読み・例文・類語

ほう‐し【×鋒矢】

兵法で、陣立ての一。足軽を「∧」の形に並べ、その後ろに騎馬武者を「一」の字を縦にした形にそろえ、機をみて足軽が左右に開き、騎馬武者が突進するもの。

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普及版 字通 「鋒矢」の読み・字形・画数・意味

【鋒矢】ほうし

刀と矢。〔史記、秦伝〕齊の地、方二千餘里、帶甲數十。~むこと鋒矢の如く、戰ふこと雷霆(らいてい)の如く、解くこと風雨の如し。

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