錆色(読み)サビイロ

精選版 日本国語大辞典 「錆色」の意味・読み・例文・類語

さび‐いろ【錆色】

  1. 〘 名詞 〙 鉄錆のような赭褐(しゃかっ)色。赤茶色。あかつち色。
    1. [初出の実例]「さび色の立烏帽子を耳のきわに引き入」(出典:五音(1434頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

色名がわかる辞典 「錆色」の解説

さびいろ【錆色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「暗いみの黄赤」としている。一般に、鉄錆のような赤茶色のこと。少し赤みが加わると赤錆色になる。具体的色名を表す言葉としては新しいが、本来色合いを灰みにくすませた色の形容として用いている場合は、古くから用いられてきた。錆浅葱あさぎ錆納戸なんどなどが典型

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む