精選版 日本国語大辞典 「錆色」の意味・読み・例文・類語 さび‐いろ【錆色】 〘 名詞 〙 鉄錆のような赭褐(しゃかっ)色。赤茶色。あかつち色。[初出の実例]「さび色の立烏帽子を耳のきわに引き入」(出典:五音(1434頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
色名がわかる辞典 「錆色」の解説 さびいろ【錆色】 色名の一つ。JISの色彩規格では「暗い灰みの黄赤」としている。一般に、鉄錆のような赤茶色のこと。少し赤みが加わると赤錆色になる。具体的色名を表す言葉としては新しいが、本来の色合いを灰みにくすませた色の形容として用いている場合は、古くから用いられてきた。錆浅葱あさぎ、錆納戸なんどなどが典型。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報