普及版 字通 「錚」の読み・字形・画数・意味
錚
16画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は爭(争)(そう)。〔説文〕十四上に「金聲なり」とあり、金属のふれる音をいう。
[訓義]
1. かねのおと、金属のふれあう高くすんだ音。
2. かね、鉦。
3. はりきったさえた音、すぐれたもの。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕錚 タテ
[語系]
錚・tzheng、鏘tziangは声義近く、ともに金玉のふれあう音を示す擬声語である。
[熟語]
錚然▶・錚鎗▶・錚錚▶
[下接語]
鏗錚
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報