錯節(読み)サクセツ

デジタル大辞泉 「錯節」の意味・読み・例文・類語

さく‐せつ【錯節】

入り組んだ木の節。
入り組んでいて解決しにくい事件問題。「盤根ばんこん錯節

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「錯節」の意味・読み・例文・類語

さく‐せつ【錯節】

〘名〙
① 入り組んだ木のふし
内容、人物関係などが入り組んでいて解決が困難な事柄
航米日録(1860)一「扨又天我を苦ませんとして如此き錯節に逢はしむるならんかと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「錯節」の読み・字形・画数・意味

【錯節】さくせつ

節くれ。困難。〔後漢書、虞伝〕歌の、~屯聚すること年、州郡禁ずること能はず。乃ち(く)を以て歌の長と爲す。故を弔ふ。~笑つて曰く、~槃根錯はずんば、何を以て利を別かたんやと。

字通「錯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android