鍋島元子(読み)ナベシマ モトコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鍋島元子」の解説

鍋島 元子
ナベシマ モトコ


職業
チェンバロ奏者

肩書
桐朋学園大学音楽学部教授,オリゴ・エト・プラクティカ主宰

生年月日
昭和11年 10月18日

出生地
東京

学歴
桐朋学園短期大学作曲科〔昭和33年〕卒,アムステルダム音楽院チェンバロ科〔昭和47年〕卒

経歴
昭和44年から3年間アムステルダム音楽院チェンバロ科に留学、グスタフ・レオンハルトに師事バロック音楽の古楽器演奏の日本における草分け。チェンバロ曲を中心に、古楽器との合奏など西欧各地および日本各地で演奏活動を展開。47年古楽研究会“Origo et Practica(オリゴ・エト・プラティカ)”を創設門下から数多くの俊英輩出訳書に「ランドフスカ音楽論集」など。

没年月日
平成11年 11月22日 (1999年)

家族
父=鍋島 直康(元学習院大学教授)

伝記
演奏家26人の意見―中河原理・音楽対談集 中河 原理 著(発行元 帰徳書房,星雲社〔発売〕 ’89発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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