鍵鑰(読み)けんやく

精選版 日本国語大辞典 「鍵鑰」の意味・読み・例文・類語

けん‐やく【鍵鑰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鍵」「鑰」はともに、かぎ、じょうの意 ) 鍵(かぎ)と錠(じょう)。ひいて、出入り要所
    1. [初出の実例]「幾多神秘の宝庫は此の鍵鑰(ケンヤク)に依て開かれ」(出典:楡家の人びと(1964)〈北杜夫〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鍵鑰」の読み・字形・画数・意味

【鍵鑰】けんやく

錠前。〔方言、五〕の鑰(かぎ)は、關より東、陳・楚の、之れを鍵と謂ふ。關より西、之れを鑰と謂ふ。

字通「鍵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android