鎌哥(読み)かまうた

日本歴史地名大系 「鎌哥」の解説

鎌哥
かまうた

[現在地名]亀田郡戸井町字原木町・字二見町・字浜町

天保郷帳にみえる地名で、戸井の持場の一つ。西は武井むいノ島より東は日浦ひうら岬までの海岸沿いに立地し、北方の笹積ささつもり(三六七メートル)に源を発し、左股沢ひだりまたざわ川を合流する原木はらき川の河口一帯にある。享保十二年所附に「熊別 むいの嶋 原木」に続けて「鎌か哥 鎌か下 日浦」と記される。天明元年(一七八一)の「松前志」では「カマガウタ ハラキ カネガシタ ヒウチ」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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