デジタル大辞泉 「鎮西府」の意味・読み・例文・類語 ちんぜい‐ふ【鎮西府】 1 天平15年(743)大宰府を改称して設けられた九州統督の役所。天平17年(745)には再び大宰府に復した。将軍・副将軍・判官・主典などの職員が置かれた。2 大宰府の異称。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鎮西府」の意味・読み・例文・類語 ちんぜい‐ふ【鎮西府】 〘 名詞 〙① 天平一五年(七四三)に、「大宰府」を改称した九州地域の軍事・行政を担当する役所。将軍・副将軍・判官・主典などの職員がおかれた。天平一七年、再び大宰府に改められた。[初出の実例]「始置二筑紫鎮西府一」(出典:続日本紀‐天平一五年(743)一二月辛卯)② 「だざいふ(大宰府)」の異称。[初出の実例]「件移鞍焼失了。仍新所レ調也。而其鞍遣二召鎮西府一了。于レ今不二参来一。仍仰二左右馬寮一各五具所レ令レ進也」(出典:春記‐長暦四年(1040)一一月二二日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例