鏡山 猛(読み)カガミヤマ タケシ

20世紀日本人名事典 「鏡山 猛」の解説

鏡山 猛
カガミヤマ タケシ

昭和期の考古学者 九州大学名誉教授;九州歴史資料館初代館長



生年
明治41(1908)年10月20日

没年
昭和59(1984)年10月24日

出生地
福岡県浮羽郡田主丸町

学歴〔年〕
九州帝大法文学部史学科〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕
レジオン・ドヌール勲章〔昭和40年〕,西日本文化賞〔昭和47年〕,勲三等瑞宝章〔昭和55年〕

経歴
昭和9年九州帝大法文学部助手、11年講師。その後、兵役につき、21年公職追放、26年解除。27年九州大学文学部助教授を経て、33年九州で初めて考古学を担当する教授となる。47年に退職後は、太宰府新設の九州歴史資料館の館長に就任、約10年間務めた。その著「九州考古学論攷」は鏡山考古学の集大成。また一貫して大宰府研究に打ち込み、著書の「大宰府都城の研究」は山城に関する労作として知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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