鑑察(読み)かんさつ

精選版 日本国語大辞典 「鑑察」の意味・読み・例文・類語

かん‐さつ【鑑察】

  1. 〘 名詞 〙 調べ見きわめること。照らし見ぬくこと。
    1. [初出の実例]「件破子可朱雀院之状。所申請也。伏乞垂鑒察耳」(出典明衡往来(11C中か)中本)
    2. [その他の文献]〔晉書‐呂纂載記〕

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普及版 字通 「鑑察」の読み・字形・画数・意味

【鑑察】かんさつ

よく善悪を見定める。〔晋書、呂光載記〕(もと)より志忠貞にして、魚(春秋期の衛の人、直諫して死んだ)の操り。敗を鑑察すること、く古人に(ひと)し。豈に宜しく姦を聽して、以て大美を虧(か)くべけんや。

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