長島神社(読み)ながしまじんじや

日本歴史地名大系 「長島神社」の解説

長島神社
ながしまじんじや

[現在地名]三重県紀伊長島町長島

長島浦の南部、旧熊野街道に沿う高台にある。旧村社。祭神建速須佐之男たけはやすさのお命。明治以前は牛頭天王社といった。新宮(現和歌山県新宮市)の堀内氏善の進攻により長島城が落城した際、兵火にかかり本社殿・記録文書などが焼失したため、創建については不詳。「続風土記」は「天正十五年再興して今に至ると云ふ、末社として若山八幡宮・政所宮・鏡大明神の三社あり」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android