長崎たかな(読み)ながさきたかな

事典 日本の地域ブランド・名産品 「長崎たかな」の解説

長崎たかな[葉茎菜類]
ながさきたかな

九州・沖縄地方、長崎県地域ブランド
主に長崎市で生産されている。1797(寛政9)年刊の『長崎聞見録』にも記載がある。葉はちりめん状で細長く、葉脈や縁に紫色を帯びる。からしなの風味がし、浅漬け・本漬けや炒め物に利用される。秋まきは11月から3月にかけて収穫。ながさき伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「長崎たかな」の解説

長崎たかな

長崎県長崎市で生産される葉物野菜。葉は半月系に近く、やわらかい。栽培の歴史は古く、18世紀末の時代漢方医、広川かい(「かい」の漢字表記はけものへんに「解」)の『長崎見聞録』にも記録が残っている。県により「ながさきの伝統野菜」に認定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android