長慶天皇陵(読み)ちようけいてんのうりよう

日本歴史地名大系 「長慶天皇陵」の解説

長慶天皇陵
ちようけいてんのうりよう

[現在地名]右京区嵯峨天龍寺角倉町

臨川りんせん寺の東隣、長寿ちようじゆ院の旧地にあり、正式には長慶天皇嵯峨東さがひがし陵という。

後村上天皇第一皇子で、正平二三年(一三六八)摂津住吉すみよし行宮あんぐう践祚。後亀山天皇への譲位年次は明らかでないが、弘和三年(一三八三)から翌元中元年の間とされる。歌学・国学に通じ、「仙源抄」の著がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android