長時間労働の規制

共同通信ニュース用語解説 「長時間労働の規制」の解説

長時間労働の規制

労働基準法労働時間を1日8時間、週40時間までと規定し、企業が残業をさせる場合は、労使が合意して上限を決めた協定(三六協定)を結ぶ必要がある。厚生労働省が告示する基準(月45時間の残業時間)を超えた協定を結ぶことも可能。特別条項を付ければ年6回まで協定で決めた上限をさらに超える時間も設定できる。協定を結ばずに残業させたり、協定時間を超えて残業させたりした場合は違法となり、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金対象となる。政府働き方改革実現会議年間の残業時間が720時間までに規制されることが決まり、法改正に向けた議論が進められている。

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