長期資本取引(読み)ちょうきしほんとりひき(その他表記)long-term capital transactions

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長期資本取引」の意味・わかりやすい解説

長期資本取引
ちょうきしほんとりひき
long-term capital transactions

対外資本取引のうち債権,債務の期間が1年をこえるものをいう。期間に定めがないものでも永続的,長期的性格を有する資産,負債の取引ならばこのなかに含まれる。おもな内容は,(1) 海外直接投資 (子会社設立,既存企業への経営参加,技術提携などを目的とする対外投資) ,(2) 延払信用や借款供与ないし享受,あるいはそれらの回収ないし返済,(3) 株式,債券などの有価証券売買,(4) 国際機関への政府出資などである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android