精選版 日本国語大辞典 「長案」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐あんチャウ‥【長案】 〘 名詞 〙 平安時代、太政官の外記・弁官、また八省などで、官符・宣旨などの重要文書を写して巻子としたもの。少納言・左右弁官の三局の文殿に納められ、執務の参考資料とした。[初出の実例]「外記公文、長案為レ鑑、而及二数十年一、不勤二繕写一」(出典:類聚符宣抄‐六・延喜一五年(915)一二月一七日宣旨) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例