精選版 日本国語大辞典 「長棒」の意味・読み・例文・類語 なが‐ぼう【長棒】 長棒〈守貞漫稿〉〘 名詞 〙 かつぐ棒が長くて、数人でかつぐ上等の駕籠。江戸時代、家格のよい人、また特に許された人が乗った。長棒駕籠。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕[初出の実例]「ああ長棒(ナガボウ)にでも乗る己なら、仮令他借をしてなりと手助を仕様もの」(出典:歌舞伎・勧善懲悪覗機関(村井長庵)(1862)序幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例