長横町(読み)ながよこちよう

日本歴史地名大系 「長横町」の解説

長横町
ながよこちよう

[現在地名]八戸市長横町

八戸城下の東南端に位置する武家町。東は岩泉いわいずみ町、西は鷹匠たかしよう小路、北は六日むいか町・朔日ついたち町、南は類家るいけ村に接する。中央を北西から東南の方向に街路が通り、南端部で東へ分岐する街路は岩泉町入口で鉤形になる。

文久年間(一八六一―六四)八戸御城下略図に長横丁とあり、下級の諸士名がみえる。大手筋の防衛に当たった。城下建設時には大手から当町に引いた線を基準に市街地を東西に振分けたと伝える(「八戸藩史料」、「付録伝」八戸市立図書館蔵)


長横町
ながよこまち

[現在地名]結城市結城 永横ながよこ

うら町の南に細長く延びた町で、横町とも記される。御朱印ごしゆいん堀の内にあり、文禄年間(一五九二―九六)に建設されたとみてよい。元禄四年(一六九一)の結城町町中間数・家数・屋敷町歩書上帳(赤荻和弥文書)によると地子免除地で、町中間数は一町一三間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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