長橋正道(読み)ナガハシ マサミチ

20世紀日本人名事典 「長橋正道」の解説

長橋 正道
ナガハシ マサミチ

大正・昭和期の放射線医学者 大阪大学名誉教授



生年
明治20(1887)年2月

没年
昭和34(1959)年11月3日

出生地
新潟県刈羽郡

旧姓(旧名)
吉川

学歴〔年〕
大阪府立高等医学校〔大正4年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正13年〕

経歴
明治学院、東京高等商業学校、北海道農科大学と転校後、医学を目ざした。大正7年大阪医科大予科で物理化学講義。9年から3年間ケンブリッジ大学に留学生理学教室でラングレー教授に師事、生理学、放射線医学を研究。14年大阪医科大教授となり、理学的診療学講座を担当。昭和23年退官。「レ線の白血球に及ぼす作用」「放射線と自律神経系」など、宿題報告や特別講演を行った。大阪帝大名誉教授、日本医学放射線学会名誉会員、日本放射線技術学会名誉顧問。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長橋正道」の解説

長橋正道 ながはし-まさみち

1887-1959 大正-昭和時代の放射線医学者。
明治20年2月生まれ。イギリスに留学し,生理学,放射線医学をまなび,大正14年府立大阪医大(現阪大)の教授となる。放射線生理学の研究で知られた。昭和34年11月3日死去。72歳。新潟県出身。大阪府立高等医学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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