長沢信寿(読み)ナガサワ ノブヒサ

20世紀日本人名事典 「長沢信寿」の解説

長沢 信寿
ナガサワ ノブヒサ

大正・昭和期の哲学者,宗教学者



生年
明治30(1897)年2月24日

没年
昭和47(1972)年11月12日

出生地
新潟県柏崎

学歴〔年〕
仏教大学〔大正11年〕卒,京都帝大哲学科選科〔大正15年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和33年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和36年〕「アウグスティーヌ哲学の研究

経歴
真言宗京都大学(種智院大学)、龍谷大学、京都帝国大学などを経て、昭和23年九州大学教授となり、35年退官。第一薬科大学教授、大阪大学、立命館大学各講師を歴任した。また西日本哲学会委員長、日本宗教学会、日本西洋古典学会、中世哲学会各役員を務めた。著書に「プラトン」「古典と反省」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長沢信寿」の解説

長沢信寿 ながさわ-のぶひさ

1897-1972 大正-昭和時代の哲学者,宗教学者。
明治30年2月24日生まれ。竜谷大,京都帝大などをへて九大教授。聖書を基とする哲学研究をとなえ,「アウグスティーヌス哲学の研究」で昭和36年学士院賞。昭和47年11月12日死去。75歳。新潟県出身。京都帝大卒。著作ほかに「プラトン」「古典と反省」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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