デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長瀬時衡」の解説 長瀬時衡 ながせ-ときひら 1836-1901 幕末-明治時代の医師。天保(てんぽう)7年2月12日生まれ。大坂で緒方洪庵の適塾にまなぶ。のち京都,長崎に遊学し,郷里の備前にかえり岡山で開業。慶応元年藩医となる。維新後兵部省につとめ,広島鎮台軍医長,軍医監などを歴任。退役後東京で仁寿(にんじゅ)病院を設立した。明治34年9月27日死去。66歳。名は元蔵。通称は古輔。号は静石。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例