なが‐なわ‥なは【長縄】
- 〘 名詞 〙
- ① 長い縄。
- [初出の実例]「深井を長縄の瓶で汲だ様に」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)七)
- ② 漁法の一つ。一本の幹縄に一定の間隔をおいて数多くの枝糸を結び、釣り針を仕掛けたもの。はえなわ。
- [初出の実例]「長縄はさかろのやうにこぎ廻し」(出典:雑俳・露丸評万句合‐明和三(1766))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「長縄」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の長縄の言及
【釣漁業】より
…この漁法は比較的新しいものである。(5)はえなわ釣漁業 〈長縄〉などともよび,近世以後,全国各地でおこなわれてきた漁法である。横にのばす幹縄に多数の枝縄(枝糸)をつけ,枝縄の先端に釣針等をつけて魚を釣る漁法である。…
※「長縄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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