長者山(読み)ちようじやさん

日本歴史地名大系 「長者山」の解説

長者山
ちようじやさん

[現在地名]八戸市糠塚 長者山

糠塚(ぬかづか)の北に位置する標高約四〇メートルの独立小丘。頂上に長者山新羅(ちようじやさんしんら)神社、麓に大慈(だいじ)寺・南宗(なんしゆう)寺などの寺社があり、藩政期には八戸城下の南を防衛する支砦の機能を果していた。

寛保三年(一七四三)の「奥州南部糠部順礼次第全」によれば頂上に三社(さんしや)堂(現長者山新羅神社)のほかに長者権現・牛頭天王の諸堂があった。文久年間(一八六一―六四)の八戸御城下略図では三社堂の境内に金毘羅宮、本殿の西に地主権現堂がみえ、境内の外の東には天王堂がみえる。天王堂(牛頭天王堂)は享保二年(一七一七)悪疫防止のため神明社(現神明宮)の跡地に建立されたもので、願主は豊山(ぶさん)寺で、永久(えいきゆう)寺の支配とされた(八戸藩史料)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む