長者鑑(読み)チョウジャカガミ

デジタル大辞泉 「長者鑑」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ‐かがみ〔チヤウジヤ‐〕【長者鑑】

富豪氏名を列記した長者番付に似たもの。
日本の―の五六番目にすわった男」〈蘆花思出の記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長者鑑」の意味・読み・例文・類語

ちょうじゃ‐かがみチャウジャ‥【長者鑑】

  1. 〘 名詞 〙 富豪の氏名を列記した長者番付風のもの。分限鑑(ぶげんかがみ)長者経
    1. [初出の実例]「京中の分限者もそもそも産れ出し時は裸なれどもそれそれの家業にゆだんなく長者鑑(チャウジャカガミ)にも入ぬ」(出典浮世草子・嵐無常物語(1688)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android