門径(読み)もんけい

精選版 日本国語大辞典 「門径」の意味・読み・例文・類語

もん‐けい【門径・門逕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 門の先のこみち。
    1. [初出の実例]「明朝花落客還去、門逕縁誰掃落紅」(出典:蕉堅藁(1403)花下留客)
    2. [その他の文献]〔岑参‐高官谷贈鄭詩〕
  3. 入口。転じて、物事のてがかり。
    1. [初出の実例]「各々貴ぶべき善き事に進み、人生種々各異なる門径を思ひ出し造り出したり」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉三)
    2. [その他の文献]〔経解入門‐門径不可不清〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「門径」の読み・字形・画数・意味

【門径】もんけい

入口。入門の法。〔経解入門、六、門径~〕學を爲(をさ)むに、各門徑り。~門徑一たびならば、~汎濫(はんらん)無歸に至らず。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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