かど‐おくり【門送】
- 〘 名詞 〙
- ① 人が家から出て行くのを門口まで見送ること。
- [初出の実例]「虎・少将はかど送して、後(うしろ)の隠るる程見送り」(出典:曾我物語(南北朝頃)一二)
- ② 葬送の時、喪家には行かず、自分の家の門口に立って見送ること。
- [初出の実例]「隣のとむらひの門送(カドオク)りでも済ませてから」(出典:半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂〉鬼娘)
もん‐そう【門送】
- 〘 名詞 〙 人の門出を見送ること。かどおくり。〔文明本節用集(室町中)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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