門送(読み)かどおくり

精選版 日本国語大辞典 「門送」の意味・読み・例文・類語

かど‐おくり【門送】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人が家から出て行くのを門口まで見送ること。
    1. [初出の実例]「虎・少将はかど送して、後(うしろ)の隠るる程見送り」(出典曾我物語(南北朝頃)一二)
  3. 葬送の時、喪家には行かず、自分の家の門口に立って見送ること。
    1. [初出の実例]「隣のとむらひの門送(カドオク)りでも済ませてから」(出典:半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂鬼娘)

もん‐そう【門送】

  1. 〘 名詞 〙 人の門出を見送ること。かどおくり。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む