開市(読み)カイシ

デジタル大辞泉 「開市」の意味・読み・例文・類語

かい‐し【開市】

市場しじょうを開くこと。また、貿易を始めること。
「横浜以下三港は既に―に至るといえども」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「開市」の意味・読み・例文・類語

かい‐し【開市】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 市場(いちば)を開いて交易すること。貿易を始めること。〔漢語字類(1869)〕
  3. 市場(しじょう)を開くこと。
    1. [初出の実例]「市場監督の開市(カイシ)の声が場の中に凜と響いた」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉一)
  4. 市制が始まること。市となること。
    1. [初出の実例]「三百年来の文化の中枢、開市五十年来の首府東京が」(出典:東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉自序)

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普及版 字通 「開市」の読み・字形・画数・意味

【開市】かいし

貿易。

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