間々田紐(読み)ままだひも

事典 日本の地域ブランド・名産品 「間々田紐」の解説

間々田紐[繊維・刺繍]
ままだひも

関東地方、栃木県の地域ブランド。
小山市で製作されている。草木染した絹糸を手作業で丁寧に組みあげた組紐。古くは武士の冑の緒や下げ緒などとして愛用された。大正時代中期、渡辺浅市が東京の組紐問屋での奉公から実家のある間々田に戻り、下請けとして創業した。特に、和装に欠かせない紐。現在では眼鏡紐や携帯のストラップなどの組紐も製造している。栃木県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「間々田紐」の解説

間々田紐

栃木県小山市の間々田地区で生産される手組みの組紐。大正時代に渡辺浅市が創案。1954年に民芸研究家の柳宗悦らが当地を訪問した際に、真田紐からの連想により命名した。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む