間々田(読み)ままだ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「間々田」の意味・わかりやすい解説

間々田
ままだ

栃木県小山市(おやまし)南部の一地区。旧間々田町。近世には日光街道の宿駅として、南西の思(おもい)川の乙女河岸(おとめかし)は江戸との河川交通の要地として栄えた。JR東北本線(宇都宮線)間々田駅があり、周辺に配合飼料、機械、電気などの工場が立地し、最近は住宅地化の進展が著しく、首都圏のベッドタウン的色彩が強まりつつある。旧暦4月8日の蛇祭(じゃまつり)は栃木県における竜蛇(りゅうだ)信仰の代表で、祭りの主体が子供のため、現在は5月5日に行われる。県指定無形文化財の間々田紐(ひも)がある。乙女地区には小山市立博物館と、隣接して国指定史跡の乙女不動原瓦窯跡(乙女かわらの里公園)がある。

[村上雅康]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む