間接消費税(読み)かんせつしょうひぜい

精選版 日本国語大辞典 「間接消費税」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐しょうひぜい‥セウヒゼイ【間接消費税】

  1. 〘 名詞 〙 物品生産または流通段階で、製造者や販売者などに課税する消費税税額は物品の価格に組み込まれ、消費者が間接的に租税を負担する。→間接税

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「間接消費税」の意味・わかりやすい解説

間接消費税【かんせつしょうひぜい】

消費税のうち消費者に直接課税せず,間接的に消費者が負担することを期待する税。直接消費税は課税技術上容易でないため,間接消費税が多く用いられ,転嫁を通じて最終消費者に税負担が帰着する。酒税揮発油税関税などがその典型例。
→関連項目間接税免税点

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の間接消費税の言及

【消費税】より

…消費税に対応する概念として,収得税,財産税,流通税などがある。消費税はさらに,課税の仕方により,直接消費税と間接消費税に区分される。直接消費税は,消費者に直接課税されるものである。…

※「間接消費税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android