関口大砲製作場

山川 日本史小辞典 改訂新版 「関口大砲製作場」の解説

関口大砲製作場
せきぐちたいほうせいさくば

江戸幕府の兵器工場,東京砲兵工廠源流の一つ。1864年(元治元)小栗忠順(ただまさ)の提案で,従来江戸湯島で動力を用いず行っていた製造活動の近代化をめざし,現在の文京区関口1丁目に設置。人力送風式のこしき炉でおもに青銅を溶解して大砲を鋳造し,水車動力の穿孔機(せんこうき)や施条機で加工,また小銃も生産した。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む