関戸覚蔵(読み)セキト カクゾウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「関戸覚蔵」の解説

関戸 覚蔵
セキト カクゾウ


肩書
衆院議員

生年月日
弘化1年6月(1844年)

出身地
常陸国行方郡潮来(茨城県)

学歴
東京高等師範学校卒

経歴
戸長、郡書記、茨城県勧業課長から県会議員。明治25年以来茨城県1区から衆院議員当選3回。27年立憲革新党結成に参加した以外は中立系か無所属。「いばらき新聞」創刊、のち文部省維新史料編纂嘱託。著書に「東陲(刀水)民権史」「水戸城」などがある。

没年月日
大正5年5月9日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関戸覚蔵」の解説

関戸覚蔵 せきど-かくぞう

1844-1916 明治時代政治家
天保(てんぽう)15年11月8日生まれ。明治13年磯山清兵衛らと民権結社公益民会をおこし,野手一郎とともに1万人以上の署名をあつめて国会開設請願の代表となる。24年いはらき新聞社を創立し「いはらき」を発刊。25年衆議院議員(当選3回,立憲革新党)。大正5年5月9日死去。73歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。東京師範中退。著作に「東陲(とうすい)民権史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android