関白山神社(読み)かんぱくさんじんじや

日本歴史地名大系 「関白山神社」の解説

関白山神社
かんぱくさんじんじや

[現在地名]上河内村関白

関白集落の南に鎮座する。主祭神は鎮守府将軍藤原朝臣利仁。旧村社。明治一二年(一八七九)三月創建。延喜一二年(九一二)高座たかくら山の賊魁蔵宗・蔵安を追討する勅命を受けた藤原利仁がこの地に遠征、数千人に上る群盗を平定した(鞍馬縁起)。その後当地で没したと伝え、その葬送に際し天がにわかに暗くなり、これこそ悪魔の仕業であると邪気退散の獅子舞を演じたところ、たちまち晴天となり無事利仁の遺骸を葬ることができたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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