精選版 日本国語大辞典 「閣令」の意味・読み・例文・類語 かく‐れい【閣令】 〘 名詞 〙 大日本帝国憲法のもとで、内閣官制に基づき内閣総理大臣が発した内閣の命令。[初出の実例]「其の命令は之を勅令、閣令、省令、府県令、警察令の諸種に分ち」(出典:東京日日新聞‐明治二〇年(1887)一月五日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の閣令の言及 【政令】より …主任の大臣の署名は,内閣の指揮監督の下において,その政令の執行を分担管理する責任を明らかにし,内閣総理大臣の署名は制定者としての内閣の代表者としての署名である。なお,明治憲法下における閣令(内閣官制4条)は,主任の事務を担当する大臣の一人としての内閣総理大臣の命令であり,その効力も他の大臣が定める省令と同等であって,今日の政令とは異なる。【中西 又三】。… ※「閣令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by