閻魔参(読み)えんままいり

精選版 日本国語大辞典 「閻魔参」の意味・読み・例文・類語

えんま‐まいり‥まゐり【閻魔参】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦正月および七月一六日に、閻魔堂に参詣すること。俗に、この日を閻魔斎日と称し、地獄の釜開き、亡者骨休みといい、藪入りの人が多く参詣した。閻魔詣(えんまもうで)。《 季語新年/夏‐秋 》 〔俳諧・誹諧通俗志(1716)〕
    1. [初出の実例]「斎日の閻魔参に」(出典:滑稽本・古朽木(1780)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android