閼伽振鈴(読み)あかしんれい

精選版 日本国語大辞典 「閼伽振鈴」の意味・読み・例文・類語

あか‐しんれい【閼伽振鈴】

  1. 〘 名詞 〙 真言宗で行なう朝夕勤行のときに振る鈴。また、その勤行。閼伽の水を入れた器(閼伽坏(あかつき))の糸底で、受け台の縁をたたき、壇上の鈴を数度振る。
    1. [初出の実例]「これやさは高野の山に住む心閼伽振鈴の夕ぐれのこゑ」(出典:広本拾玉集(1346)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む