闈司(読み)イシ

デジタル大辞泉 「闈司」の意味・読み・例文・類語

い‐し〔ヰ‐〕【×闈司】

後宮十二司の一。内裏だいり内の門の鍵の管理出納をつかさどった職。みかどのつかさ。

みかど‐の‐つかさ【×司】

いし(闈司)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「闈司」の意味・読み・例文・類語

みかど‐つかさ【闈司・御門司】

  1. 〘 名詞 〙みかど(御門)のつかさ
    1. [初出の実例]「御即位のみかとつかさ」(出典:枕草子(10C終)一五六)

い‐しヰ‥【闈司】

  1. 〘 名詞 〙 後宮十二司の一つ宮中の鑰(かぎ)の管理、およびその出納をつかさどった官司。尚闈、典闈女孺など女官が勤務する。御門司。みかどのつかさ。〔令義解(718)〕

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