闈司(読み)イシ

デジタル大辞泉 「闈司」の意味・読み・例文・類語

い‐し〔ヰ‐〕【×闈司】

後宮十二司の一。内裏だいり内の門の鍵の管理出納をつかさどった職。みかどのつかさ。

みかど‐の‐つかさ【×司】

いし(闈司)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「闈司」の意味・読み・例文・類語

い‐し ヰ‥【闈司】

〘名〙 後宮十二司の一つ宮中の鑰(かぎ)の管理、およびその出納をつかさどった官司。尚闈、典闈女孺など女官が勤務する。御門司。みかどのつかさ。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android