闕所金(読み)けっしょきん

精選版 日本国語大辞典 「闕所金」の意味・読み・例文・類語

けっしょ‐きん【闕所金】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代闕所の刑に処せられた者の家屋敷家財田地を没収して払い下げた代金。その金は宝暦四年(一七五四)以降、処分を執行した代官役所、奉行所必要経費に当てられた。
    1. [初出の実例]「両役所付加料并欠所金之儀は、御金蔵之相納に不及、唯今迄之通、諸入用等右之内にて取計、勿論御役宅修復入用も右金を以相払」(出典:御触書宝暦集成‐二五・宝暦四戌年(1754)閏二月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む