デジタル大辞泉 「闘魚」の意味・読み・例文・類語 とう‐ぎょ【闘魚】 キノボリウオ科の淡水魚。全長6センチくらい。体は長楕円形で側扁し、青緑色。雄は闘争性が強い。東南アジアの原産。観賞用熱帯魚として品種改良が行われ、背びれ・尾びれ・しりびれが大きく体色も赤・白・青などのものがある。ベタ。《季 夏》「こひびとを待ちあぐむらし―の辺/草城」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「闘魚」の意味・読み・例文・類語 とう‐ぎょ【闘魚】 〘 名詞 〙 スズキ目キノボリウオ亜目キノボリウオ科魚類に対し、従来用いられてきた総称。近年、日本産キノボリウオ科とされたものはゴクラクギョ科に改められた。一般に小さな容器に収容すると、雄どうしが激しく争う習性があるところからの名称。チョウセンブナ、ベタなど。《 季語・夏 》[初出の実例]「こひびとを待ちあぐむらし闘魚の辺」(出典:昨日の花(1935)〈日野草城〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「闘魚」の意味・わかりやすい解説 闘魚とうぎょfighting fishes 雄が闘争性をもつ魚の総称。スズキ目オスプロネムス科 Osphronemidaeの魚をさす場合が多い。体はやや強く側扁し,多くは楕円形,あるいは長楕円形で,口は通常小さい。鱗は櫛鱗。長い鰭や糸状に変化した腹鰭をもつものがある。ベタ属 Betta,ゴクラクギョ属 Macropodus などに代表され,日本にはこのうちゴクラクギョ属のチョウセンブナ,タイワンキンギョなどが移入され,一部野生化している。観賞用熱帯魚として飼育されているものも多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
動植物名よみかた辞典 普及版 「闘魚」の解説 闘魚 (トウギョ) 学名:Betta splendens動物。トウギョ科の熱帯性淡水魚 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報